500個の風鈴の音を聴く@池上本門寺
- 2015.07.13 Monday
- 19:47
JUGEMテーマ:わんこ
いきなりの暑さが日本列島にやってきた週末、
久々のマイカーでやってきたのは、
チョコラの大好きなパワースポット、
東京は大田区池上にある、
池上本門寺。
こちらで開催中の…
という風鈴の展覧会を観に来ました。
地面は熱いから、チョコラはあとで日陰だけテクテクさせてあげるね。
会場となっている仁王門付近の境内いっぱいに吊るされている風鈴たち。
その先では、願いの書かれた短冊が、梅雨のぬるい風に吹かれ、心の奥にまで響いてくるような
美しい音色を力強く奏でていました☆彡
風流だねぇ。
チョコラは、キング・カズ御用達のクールぶんぶんシャツ(水に濡らしてブンブン振り回すと
冷たくなるシャツ、の意)で軽くお散歩しながら、クンクンを楽しみます(^^)
ところで風鈴も、500もあると迫力満点の音響なのかなとおもいきや、
本当に優しい音色。
遠くで聴こえているようなふんわりした音で、懐かしいような忘れかけていたような、
なんだか不思議な感覚に陥りました。
チョコラも近くで聴いてごら〜ん♪
あっ、写真↑の右上に、にっこり笑ったクリクリお目々のスマイルマークちゃん、発見♪
チョッちゃんを見下ろしているよ!
わかるかな?(笑)
もうすぐ梅雨が開けて、本格的な夏。
日本のこの時期って、風鈴やら花火やら蚊取り線香やらお祭りやら、
視覚聴覚嗅覚といった五感に訴えかけてくるものが多いねぇ。
実はこの本門寺、
私が2〜15歳まで育った街・蒲田に隣接しているのです。
だから物心ついた時から、ここにはよく遊びに来ていた、
実は馴染みの場所なのです。
当時住んでいたおうちから、子どもの足で20分弱かなぁ。
五重塔や墓地があって、秋には御会式(祭り)があって、家族や友だちとたまに繰り出していた、
身近なお寺。
このイベントは最近始まったようだけどね。
とは言え、この地で風鈴の音を聞くというのは、私にとって
とても感慨深いものがあります。
懐かしい子ども時代を回想する、というか…。
あの頃、私も年子の姉もごく普通の子どもで、お母さんは働き者でした。
それが当たり前と信じて、ワガママに過ごしていた日々。
いつしか、私が子どもだった頃のお母さんの歳を超えていて、
自分のあまりの幼さを振り返り、ため息が出たりします。
このことから私は、何を反省すればいいのかなぁ…
………。
そんなノスタルジックな思いにふけってしまうのも、
風鈴の音マジックなのかもしれないね。
とにかく、今いてくれる家族に心から感謝。
心から感謝の毎日です。
ふだんからそう思ってはいるけど、時々は気持ちがささくれ立つことも
あったりするから、ワガママは治ってない。
優しくなりたいなぁ。
強く、なりたいなぁ。
500の風の音色に乗せ、そんなことにふと感傷的に浸ったりできる、風鈴散歩でした。
来て良かった♪
.